レッドソックス・吉田正尚は5号含む3安打4打点の大暴れ チームも大勝 前日欠場に発奮

4回に2点打を放つ吉田正尚（AP）

　◇ア・リーグ　レッドソックス14－7マリナーズ（2024年7月29日　ボストン）

　レッドソックスの吉田正尚外野手（30）が29日（日本時間30日）、本拠でのマリナーズ戦に「3番・DH」で2試合ぶりに先発出場。3回の第2打席で5号本塁打を放つなど、5打数3安打4打点の大暴れでチームの大勝に貢献した。

　初回の第1打席は一ゴロに倒れたが、2－0の3回2死一塁の第2打席でで相手先発・ギルバートの初球、ストレートを捉え、右中間スタンドへ運んだ。

　本塁打は11日（同12日）のアスレチックス戦以来、出場10試合ぶりとなった。7月3本目で後半戦初アーチとなった。

　4回1死二、三塁の第3打席は右前へ2点打を放つと、6回の第4打席は先頭で左翼へ二塁打をマークした。

　三塁打が出ればサイクル安打と期待がかかった8回の第5打席は二ゴロ。惜しくも偉業達成とはならなかった。それでも3安打以上は今季4度目と大暴れし、チームの16安打14点での大勝に貢献した。

　前日28日（同29日）のヤンキース戦はブルージェイズからトレードで獲得したばかりのジャニー・ダンセンがDHで先発出場し、吉田は欠場。一夜明け、レギュラーは譲らないと言わんばかりにバットで存在感を見せた。