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東京五輪銀・本多灯まさかの予選敗退「虚無感という感じ」 初出場の寺門弦輝は準決勝へ

スポニチアネックス / 2024年7月30日 18時22分

<パリ五輪・男子200メートルバタフライ予選>予選を終え頭を抱える本多(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パリ五輪第5日 競泳 男子200メートルバタフライ予選(2024年7月30日 ラデファンス・アリーナ)

 競泳男子200メートルバタフライの予選が行われ、東京五輪銀メダルの本多灯(22=イトマン東進)がまさかの予選落ちを喫した。予選2組に登場もピッチが上がらず、1分57秒30で最下位の8位。全体でも22位で、上位タイム16人による準決勝へ進めなかった。4組に登場した五輪初出場の寺門弦輝(21=セントラルスポーツ)は1分55秒82で4位、全体13位で準決勝へ進んだ。準決勝は現地午後8時42分(日本時間31日午前3時42分)から行われる。

 22、23年の世界選手権では200メートルバタフライでいずれも銅メダルにとどまっていた本多は、今年2月のドーハ世界選手権で優勝。しかし、大会直前に捻挫した左足首の痛みを押しての出場で、その後は十分な練習が積めなかった。3月の代表選考会はパリ切符こそ手にしたものの、日大の後輩・寺門に敗れて2位通過。本格的な練習再開は4月下旬にずれ込み、その後も試行錯誤を繰り返しながら本番を迎えていた。

 ▼本多 このタイムだと悔しさもないですし、虚無感という感じ。言い訳になるけど、緊張してここまで体がすくむとは思わなくて。自分でもどう答えていいのか分からない。

 寺門は3月の代表選考会で本多をラスト10メートルで逆転。「水泳界で一番尊敬している」と言い、練習から常に背中を追いかけてきた大学の先輩に勝ち、感涙にむせんだ。本多を破るためにラスト150メートルまで耐える展開を貫いたが、3位だった100メートルでも派遣標準記録を突破する51秒33をマークするなど着実に力をつけていた。

 ▼寺門 レースが近づくにつれて震えが止まらなくてヤバいと思ったけど、(隣を泳いだ地元の)マルシャン選手への応援が凄くて、五輪を楽しもうと思えて、緊張がほぐれてよかった。8人の中で一番楽しむことを心掛けた。

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