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巨人・阿部監督「久しぶりに完敗したので乾杯して寝ます」 5連勝で止まるも「切り替えて明日やるだけ」

スポニチアネックス / 2024年7月30日 21時51分

<神・巨>6回無死一、二塁、大山(3)の3点本塁打にベンチで厳しい表情の阿部監督(右)(撮影・北條 貴史)

 ◇セ・リーグ 巨人1―5阪神(2024年7月30日 甲子園)

 巨人はわずか4安打で阪神との伝統の一戦に敗れ、連勝が5で止まった。

 0―0で迎えた5回、先発右腕・山崎伊が先頭の大山に中前打されたあとで前川に左中間へ適時二塁打されて先制を許し、これが相手の決勝点となった。

 前川の打席で少し前めに守っていた左翼手の岡本和は懸命に飛球を追いかけたが、差し出したグラブにわずか届かなかった。

 山崎伊は5回まで毎回の9安打を浴びながらも持ち前の粘りの投球でこの1失点に抑えたものの、打線の援護なく今季3敗目。

 0―1で迎えた6回には2番手左腕・中川が森下、佐藤輝に連打されたあとで大山に3連打目となる9号3ランを被弾し、4点を追う7回には相手先発右腕・才木から四球、失策、四球で無死満塁としたが、丸の併殺崩れで1点返しただけ。なおも続いた2死一、三塁で8試合連続安打中もこの日は3打数無安打だった吉川に代打・坂本を出したが、3球三振に終わった。

 阿部慎之助監督(45)との試合後の主なやりとりは以下の通り。

 ――山崎伊は5回まで。

 「1点で頑張ったんだけど、ちょっとピリッとしなかった部分があったので途中で代えたんですけどね。

 ――交代が早めだったのは状態の面か。

 「そうですね。あんまり良さそうじゃなかったので。あそこで限界かなと思って」

 ――打線は初回から才木に球数を投げさせた。

 「そうですね。打てなかったけど、相手にそういうダメージを与えられたのは大きな収穫。これで打てたら一番いいんだけど。そういうこともしっかりできたし。今日は相手のクリーンアップに打たれて負けたんで、こういう日もあるし、みんなで全員で切り替えて明日、みんな必死に打とう勝とうと思ってやってるから。当たり前でそういう姿も見えてるし。切り替えて明日やるだけですね。久しぶりに完敗したので乾杯して寝ます」

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