ヤクルトが中日に零敗で単独最下位転落 高橋宏に高津監督は「さすがだなというのは悔しいけど…」

＜中・ヤ＞零封負けを喫しベンチで悔しそうな表情を見せる高津監督（撮影・長嶋　久樹）

　◇セ・リーグ　ヤクルト0―6中日（2024年7月30日　バンテリンD）

　ヤクルトが中日に0―6で完敗を喫し、再び単独最下位に転落した。

　先発のヤフーレは立ち上がりから制球を乱し、初回に3四死球を与えるなどして1失点。その後も毎回にように先頭打者を出す苦しい投球が続き、4回1/3を6安打4失点でKOされ「自分のボールを操ることができず、制球に苦しむ形になった。先発の役目を果たせずに申し訳ないです」と反省した。

　打線も相手先発の高橋宏の攻略に手を焼き、7回まで3安打で無得点に封じられた。最後まで反撃の糸口をかむことができず。今季11度目の零敗。28日に最下位を脱出して単独5位に浮上したが、わずか2日で再び最下位に転落した。

　高津監督は「さすがだな、というのはちょっと悔しいですけど、そんなに簡単な投手ではないかと思いました」と脱帽するしかなかった。