ソフトバンクに優勝マジック42が点灯 7月点灯はパでは95年オリックス以来29年ぶり

＜楽・ソ＞この日2本塁打の山川（撮影・篠原岳夫）

　◇パ・リーグ　ソフトバンク10―1楽天（2024年7月30日　楽天モバイル）

　ソフトバンクは30日、楽天モバイルで楽天と対戦。投打がガッチリかみ合って10―1の大勝で5連勝を飾った。同日行われた日本ハムーオリックスで日本ハムが引き分け、優勝マジックが点灯した。またロッテー西武でロッテが勝利したため、マジックナンバーは42となった。

　初回1死一、三塁から、山川が楽天先発・早川の初球、132キロのチェンジアップが真ん中に入ったところを完璧にとらえ、左翼席中段に運ぶ先制17号3ラン。主砲の2試合連発となる一発で主導権を握った。

　7回には栗原の右越え2ランなどで3得点を挙げて中押し。8回には周東の中前2点適時打、さらに山川のこの試合2本目となる左越え18号2ランでダメを押した。

　投げては先発のモイネロが6回までノーヒットの快投。7回2死二塁から浅村に初安打となる左前適時打され失点したが、7回1安打1失点で7勝目を挙げた。

　7月の優勝マジック点灯は直近ではセのヤクルトが22年に7月2日に点灯した例があるが、パ・リーグでは95年のオリックスが7月22日に点灯して以来、29年ぶりとなった。