DeNA 22年ドラ2位・吉野 プロ初勝利を狙い阪神3連戦登板へ！

DeNA・吉野

　DeNA22年ドラフト2位の吉野光樹投手（トヨタ自動車）が、8月2日からの本拠地阪神3連戦でプロ初勝利を狙い2度目の先発登板に臨むことが30日、分かった。順調なら3日の第2戦先発の可能性が高い。

　右腕は即戦力として期待された昨季は、不調と故障でシーズンを棒に振った。今季は2軍で順調に調整し、13日の巨人戦でプロ初登板初先発も、5回4安打2失点で敗戦投手となった。

　だが、登板後に三浦監督は「次に向けて準備してもらう」と内容に好感触を得ていた。3日は平良拳太郎投手が27日の巨人戦から中6日で先発する予定もあったが、登板直前に「腰椎椎間板ヘルニア」を発症し登板を回避。そのまま出場選手登録を抹消された。そのため吉野に白羽の矢が立った。

　前回の登板後には「初回は少し動揺したが2回以降は落ち着いていた」と話していた右腕。本来の投球ができれば、30日の広島戦に敗れ今季初の6連敗を喫したチームの救世主として「虎退治」のミッションをこなすことも十分に可能だ。

　本拠地「初デビュー」ともなる右腕の躍動に注目が集まる。