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ソフトバンク 山川がキング独走2発!! 優勝マジック42点灯弾だ!!

スポニチアネックス / 2024年7月31日 6時3分

<楽・ソ>初回、3ランを放った山川(右)が、どすこいポーズ(撮影・篠原 岳夫)

 ◇パ・リーグ ソフトバンク10―1楽天(2024年7月30日 楽天モバイル)

 ソフトバンクは山川穂高内野手(32)が今季4度目となる1試合2本塁打を放った。初回に決勝の17号3ランを放つと、8回にはダメ押しの18号2ラン。2桁10得点で5連勝し、貯金は今季最多の30で、優勝マジック42を点灯させた。パ・リーグの「7月点灯」は1995年のオリックス以来29年ぶり。先発のリバン・モイネロ投手(28)は7回1安打1失点で7勝目を手にした。

 ナイターでも気温30度を超える仙台の夜。汗だくの山川はベンチに戻ると、ピースサインで「2」を表現した。「どすこい」もアーチ2度目の意味だ。

 「今年、一番良かったと思います。いい反応ができた」。初回1死一、三塁だった。先発左腕・早川の内寄りの初球チェンジアップを腰で払うように振り抜いた。3歩の確信歩き後に左翼席中段へ届いた飛球を確認し、ゆっくり走り出した。

 8―1の8回2死一塁では3番手・吉川の7球目カーブを強く振って左翼席へ。「しっかりと脚で粘れた」。5月6、7日の日本ハム戦以来の2試合連発とし、本塁打数ではリーグ2位に5本差をつけた。「何でもトップにいることはいいこと。もっともっと」と貪欲に笑った。

 「調子いい悪いありますけど、いい打ち方をしていたら結果は出ます。オールスター明けてから、いい感じで打てていると思う」

 今月22日、小久保監督と球宴組は北の大地で割烹(かっぽう)料理を堪能した。その際、指揮官に初めての助言を受けた山川は控え組だったオールスター第1戦の試合中にエスコンの室内練習場で“言葉”を体に叩き込む。そして途中出場でアーチを放った。球宴明け以降、上り調子でこの日も打撃練習から好感触をつかんでいたそうで「練習も試合もいいと、明日以降も打てる可能性が高くなる」と自信をにじませた。

 7月中旬までは3勝8敗とチームも黒星が大きく先行した。山川の復調とともに、5度目の5連勝で7月の勝ち越しも決定。小久保監督は「(山川は)いい調子は長く続くと言っていたので、その言葉に期待したい」と4番の背中を押した。

 チームは今季最多の貯金30の大台に到達。日本ハムが引き分け、優勝マジック42が初めて点灯した。パ・リーグで7月のマジック点灯は95年オリックス以来29年ぶりだった。

 試合直後は対象球団の結果が出ておらず小久保監督は「まだ(試合は)たいがいある。(マジックの質問は)禁句です」と語るにとどめたが、山川は違う。「個人的にはカウントダウンはうれしい。数字が出てくるとワクワクする。頑張る気持ちも持ちつつ優勝することが目標なので」。頂点に突き進む準備を続け、また、ここぞのひと振りにかける。 (井上 満夫)

 ≪最短優勝は8月25日≫

 ○…ソフトバンクに優勝へのマジックナンバー42が点灯した。7月までにM点灯は、22年ヤクルト(7月2日)以来で、パでは95年オリックス(7月22日)以来29年ぶり。チームのマジック点灯は、最終2位に終わった22年以来だ。なお、現日程での最短優勝決定日は8月25日。

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