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【バスケ男子】河村勇輝 悔し敗戦の中、21世紀の五輪史上4人目偉業達成!フランス戦で29得点7R6A

スポニチアネックス / 2024年7月31日 5時33分

日本代表・河村勇輝(AP)

 ◇パリ五輪第5日 バスケットボール男子1次リーグB組  日本90ー94フランス(2024年7月30日 ピエール・モロワ競技場)

 男子バスケットボール日本代表(世界ランク26位)は、パリ五輪1次リーグB組2戦目で開催国フランス(同ランク9位)と対戦。第4Qに大黒柱の八村塁(26=レイカーズ)が退場。河村勇輝(23=横浜BC)が流れを変えたが同点に追いつかれて延長戦に突入。延長戦の死闘の末に90ー94と敗れて、2連敗を喫した。

 第1Qから10得点と躍動していた河村。第2Qは無得点に終わりながらも後半に入るとさらにギアを上げた。

 圧巻だったのは第4Q。八村がアンスポーツマンライクファウルでまさかの退場となる中で、残り5分45秒に3Pシュートを決めて、相手の反則も誘って4点プレーを成立させた。さらにその後にレイアップシュートを決めて逆転に成功。

しかし84―80と4点リードしていた残り10秒で、4点プレーを献上して84―84の同点で5分の延長戦に突入。しかし歴史的1勝を掴み取ることはできなかった。

 「勝てる試合だった。PGの僕がコントロールできずに勝てるゲームを落としてしまった。自分の責任。勝つことが目標だったし僕の目標。まだまだ成長しないといけない」と悔しさをにじませたが、この試合で33分16秒出場。29得点7リバウンド6アシストを記録。

 FIBAによると、21世紀以降の五輪の試合で25点以上5リバウンド以上5アシスト以上を記録する史上4人目の選手となった。

 過去にこの記録を達成したのはケビン・デュラント(米国)、ルオル・デン(南スーダン)、ルカ・ドンチッチ(スロベニア)の3人だ。

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