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日本の“お家芸”男子200M平泳ぎ 渡辺一平と花車優がそろって決勝進出「明日も楽しみ」

スポニチアネックス / 2024年7月31日 5時15分

<パリ五輪・男子200メートル平泳ぎ予選>力泳する渡辺(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パリ五輪第5日 競泳 男子200メートル平泳ぎ準決勝(2024年7月30日 ラデファンス・アリーナ)

 競泳男子200メートル平泳ぎの準決勝が行われ、元世界記録保持者の渡辺一平(27=トヨタ自動車)と花車優(24=イトマン東進)がそろって31日の決勝へ進出した。

 ともに準決勝2組に登場。会場はフランスの英雄レオン・マルシャンに対する大歓声が沸き起こる中、2大会ぶり五輪出場の渡辺は2分9秒62で全体5位、五輪初出場の花車は2分9秒72で7位だった。

 花車は「マルシャン選手がいる中で、この盛り上がり。すごく楽しかった。すごくタフで、そこに惑わされないようにしたかった。ここまで来たら、あと1本。出し惜しみすることなく頑張りたい」と決勝に向けて抱負を口にした。

 また、渡辺は「やっぱり五輪は難しい。こんなにタイムが出せないとは思わなかった。ただ(自分は)いろんな経験もして勝負強くなっている。明日できる最高のパフォーマンスをしたい。(マルシャンは)個人メドレーの選手がこれだけのタイム、ラップを刻んでくる。明日も楽しみですね」と語った。

 予選では花車が2分10秒35で2組1位、全体では7位タイで通過。渡辺は2分9秒86で3組3位、全体では5位だった。

 渡辺は予選後、「8年ぶりの五輪の舞台で少し緊張したが、落ち着いてレースはできたかな。準決勝でもある程度のタイムが必要と思うし、いい勝負ができるように頑張っていきたい」と話した。花車は「準決勝は(ライバルたちも)もうちょっとタイムを上げてくると思う。2分8秒台ぐらいをターゲットにして、自分の感覚とタイムが一致するようなレースができるように、決勝へ向けていいレースができれば」と抱負を述べていた。

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