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4年前がん罹患 ワッキー、今も残る「後遺症」告白 放射線治療で「残しておきたい細胞も破壊されちゃう」

スポニチアネックス / 2024年7月31日 10時7分

お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキー

 お笑いコンビ「ペナルティ」のワッキー(52)が、31日までに更新された宮迫博之のYouTubeチャンネルにゲスト出演。2020年6月に公表した中咽頭がんの後遺症について語った。

 ワッキーは2020年に中咽頭がんを患い、治療に専念。放射線治療を受け、2カ月間の入院を経て退院し、21年2月にYouTubeで活動復帰していた。

 この日の動画では、何気なく「好きな食べ物」の話になり「最近はつけ麺です」と明かしたワッキー。続けて「がんの後遺症で、味覚が5割くらいしか分からないんですけど…」と、今も後遺症に悩まされていることを打ち明けた。

 「がんになる前はラーメンが大好きだったのに、今はラーメンを食べてもあんまり味がわからない。つけ麺はわかるんだけど、濃いからかな?」と、つけ麺が好きな理由を説明。中咽頭がんについて、「中咽頭って、味覚を感じる細胞みたいなものがいっぱいあるところ。それが、がんを破壊すると同時に、その細胞も破壊されちゃう。残しておきたい細胞も破壊されちゃうから、もう再生されない」と説明した。

 味覚の修復は個人差があるものの、どんな人でも「9割まで」しか戻らないという。ワッキーは5割程度というが、宮迫が経営する焼肉店「牛宮城」の食事を「うまい、甘い」とかみしめていた。

 入院中の生活については「のどってややこしくて、ここ(のど)に放射線を浴びせるから、内側からも外側からもただれるし、口からご飯を食べられなくなる」と回顧。食事は全て「胃ろう」から摂取していたという。「胃から直接、10割栄養。悲しいですよ。退院してからもずっと」と振り返った。

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