ド軍指揮官 トレード市場の目玉右腕フラーティの獲得に満足げ「フロントは非常に良い仕事をした」

デーブ・ロバーツ監督（撮影・奥田　秀樹通信員）

　ドジャースのデーブ・ロバーツ監督（52）が30日（日本時間31日）、敵地でのパドレス戦前に取材対応。タイガースからトレードで獲得したメジャー通算49勝右腕ジャック・フラーティ投手（28）について言及した。

　指揮官は「彼はロサンゼルス近郊の出身で長い間、ドジャーになりたいと思っていたので、トレードが決まって、私としても本当にうれしい」と笑顔。トレードでの獲得をいつ知ったかについては「皆さんがニュースを聞いた時と、私が知ったときはほぼ同じだと思う。フロントを信頼していたし、ドジャースのために短期的にも長期的にも最善を尽くしてくれた。そしてジャックに会えることがうれしい。過去に何度か会ったことがあり、人柄も知っている。健康で素晴らしいシーズンを送る選手、ここは彼が加わることにエキサイトする場所」と期待した。

　ドジャースでのデビューについては「もちろん彼と連絡を取る必要があるが、今日ではないし、明日（先発）のクレイトン（カーショー）を動かすことはない。その後にオフ日があるので、まずはチームに来てみんなに会って話をし、オークランド遠征に向けて準備するのがいいかもしれない」と話した。

　フラーティがチームに加わることの影響については「このデッドラインで移籍した選手たちを見てみると、彼はターゲットとしてはほぼトップの位置にいました。だから今ある選択肢の中で、フロントは非常に良い仕事をしたと思う」とフロントの仕事ぶりを称えていた。