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同志社大出身の元幕下・荒馬ら幕下以下8人が引退 旧宮城野部屋からは新たに2人も

スポニチアネックス / 2024年7月31日 11時45分

夏場所千秋楽、最後の取組を終えて部屋の力士たちと記念撮影に収まる荒馬(前列中央)

 日本相撲協会は31日、名古屋場所限りで引退した力士を発表した。既に発表されている千代の海(31=九重部屋)、王輝(28=錣山部屋)、朝弁慶(35=高砂部屋)の元十両3人の他に、幕下以下8人の引退が新たに発表された。

 西三段目20枚目の荒馬(27=伊勢ノ海部屋)は、西幕下54枚目だった夏場所が最後の出場となり、名古屋場所は全休。夏場所千秋楽、最後の取組を終えると「やれることはやったかな」と話していた。モンゴル出身の荒馬(本名=バットトクトホ・トゥルトクトホ)は16歳で来日し、鳥取城北高に相撲留学。3学年先輩には元関脇・逸ノ城や十両・水戸龍、2学年後輩には幕内・狼雅らがいた。高校卒業後は同志社大に進学。西日本学生選手権8強などの実績を残した。

 大学卒業後に伊勢ノ海部屋に入門し、2020年11月場所で初土俵。前相撲の同期には現幕内・熱海富士らがいた。序ノ口デビューから1年で幕下まで番付を上げるも、最高位は昨年春場所の東幕下23枚目。その直後に右上腕二頭筋断裂のケガを負った。初土俵から3年半。「大卒で入って年齢も30近くなる。幕下では勝ててもそれより上では…」と関取昇進が見込めなくなり、決断に至った。今後は日本に残り、趣味でもある車関係の仕事に就く予定という。

 また、伊勢ケ浜部屋の“旧宮城野勢”からは、三段目の絢雄(けんゆう、25)と高馬鵬(21)が新たに引退。夏場所限りで引退した宝香鵬、大谷、千鵬、竹丸も含め、部屋閉鎖処分以降で計6人もの有望な力士たちが引退を余儀なくされてしまった。

 この日新たに引退が発表された力士は以下の8人。

 ▽三段目

荒馬(27=伊勢ノ海部屋)、時蒼馬(25=時津風部屋)、大翔宗(32=追手風部屋)、琴虎(29=佐渡ケ嶽部屋)、絢雄(25=伊勢ケ浜部屋)

 ▽序二段

寺尾海(36=錣山部屋)、高馬鵬(21=伊勢ケ浜部屋)、小山桜(17=式秀部屋)

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