広島のFW大橋が英2部ブラックバーンに3年契約で完全移籍 「年齢的にも最後のチャンス」

大橋の加入を伝えるブラックバーンのクラブ公式インスタグラム

　広島のFW大橋祐紀（27）がイングランド2部の古豪ブラックバーンに完全移籍することが31日、両クラブから発表された。大橋は広島との契約を残していたため違約金が発生。ブラックバーンとの契約は1年の延長オプションが付いた3年契約という。

　大橋は中大学在学中の18年に湘南の特別指定選手として登録され、翌19年に正式入団。昨季はリーグ戦で23試合13得点をマークした。今年1月に広島へ完全移籍。リーグでは22試合11得点とエースの活躍を見せていた。

　大橋にとっては今回が初の海外挑戦。広島を通じて「全てのタイトルを目指せるこの上ない幸せな状況のなか、チームを離れる決断をしてしまいましたこと、誠に申し訳ありません。とても難しい決断でしたが、海外でサッカーを学び成長していくことは、選手として生きる僕にとって“目標”のひとつでありました。また年齢的にも最後のチャンスになると思い、挑戦の道を選ぶことにしました」などとコメントしている。