痛っ！ 打撃好調のヤクルト・赤羽 左手甲付近への死球で途中交代のアクシデント

31日の中日戦で死球を受けうずくまる赤羽

　◇セ・リーグ　ヤクルトー中日（2024年7月31日　バンテリンD）

　ヤクルトの赤羽由紘内野手（24）が31日の中日戦で、初回の第1打席に左手甲付近に死球を受けて途中交代するアクシデントが発生した。打撃の好調さを買われて「3番・右翼」で3試合連続で先発起用されていた。

　球場が騒然とした。初回1死走者なし。相手先発・松木平が投じた4球目の145キロ直球が赤羽の左手甲付近に直撃した。苦悶の表情を浮かべながら倒れ込み、しばらく動くことができず。立ち上がってベンチ裏で手当を受けたが、代走・西川がコールされて無念の途中交代となった。

　赤羽は前半戦最終戦だった7月21日のDeNA戦で今季1号ソロを放つと、同28日の広島戦は2号2ランを含む4安打2打点と大暴れ。0―6で完敗した31日の中日戦はチームで唯一2安打を放って気を吐いていた。