即席漫才コンビ「せんみつ・ヒロシ」 東洋館でライブ 生島「90点」 M1にも意欲？

絶妙のトークを繰り広げたせんだみつお（左）と生島ヒロシ

　フリーアナウンサーの生島ヒロシ（73）とタレントせんだみつお（77）との即席漫才コンビ「せんみつ・ヒロシ」が31日、東京・浅草の東洋館でお披露目ライブを行った。

　東洋館は1951年に「浅草フランス座」として開業。都内で唯一、「いろもの寄席」を連日開催する演芸場で、萩本欽一（83）やビートたけし（77）、ナイツらを生み出したお笑いの殿堂として知られている。

　2人は東洋館の隣の浅草演芸ホールで毎年5月31日に開かれている「ファミリー寄席」に21年から4年連続でゲスト出演。トップバッターとしてイベントをけん引してきたが、その噂を聞いた同館がオファーを出し今回の出演につながった。

　この日の東洋館は202席が全て埋まり、立ち見も出る盛況ぶり。午後3時30分に登場した2人は、昭和の大スター故丹波哲郎さんの面白エピソードを皮切りに、巨人軍終身名誉監督の長嶋茂雄さん（88）、一茂（58）親子の爆笑ネタや、歌手・畑中葉子（65）の“昭和不適切歌謡曲”の話題などを披露し、15分間を爆笑の渦に巻き込んだ。

　生島は「100点満点の90点です。せんださんはテンポが良いししゃべりの天才！真のエンターテイナーです。そのせんださんの再ブレークのキッカケになれば、うれしいです」と充実感をのぞかせた。「M―1グランプリ」についても「やれるものならチャレンジしたい！」と目をぎらつかせた。