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柔道90キロ級・村尾三四郎 初五輪で金メダルへあと2勝!準決勝進出 一本&ポイント取り消しにも動じず

スポニチアネックス / 2024年7月31日 20時38分

<パリ五輪 柔道>男子90キロ級、準々決勝を突破する村尾三四郎(撮影・平嶋 理子)

 ◇パリ五輪第6日 柔道(2024年7月31日 シャンドマルス・アリーナ)

 男子90キロ級の村尾三四郎(23=JESグループ)が31日、準々決勝でアラム・グリゴリアン(UAE)を下し準決勝進出を決めた。

 日本が世界に誇る「三四郎」が、五輪“秒殺”デビューに続き力を見せつけた。五輪初戦となる2回戦は開始44秒で鮮やかな大外刈り一本。フランスの観衆を沸かせた23歳は、準々決勝でも村尾の柔道を貫き勝利をつかんだ。一度は一本をコールされながらも、ビデオ判定で訂正されるハプニングも。ポイント自体が取り消されるも動揺せず。村尾が攻め続ける中、相手の反則負けで準決勝進出を決めた。メダル確定まであと1勝。いや、金メダルまであと2勝だ。

 準決勝では地元フランスの23歳“伏兵”マキシムゲール・ヌガヤプハンボと対戦する。

 母が米国出身でニューヨーク生まれながら、「生粋の日本人に育ってほしい」との父の思いから三四郎と名付けられた。中学で親元を離れて兵庫県へ柔道留学するなど自ら進路を選択し、少しずつ成長。神奈川・桐蔭学園高3年時に急きょ出場したGS大阪大会で銅メダルを獲得し「令和の三四郎」と注目を集めるようになった。東京五輪出場は果たせなかったが、22年にワールドマスターズ制覇、23年世界選手権銅メダルなど着実に結果を出し、当初は混戦とみられた代表争いでパリ五輪切符を手にしていた。

 ◇村尾 三四郎(むらお・さんしろう)2000年(平12)8月28日生まれ、米ニューヨーク出身の23歳。2歳で帰国し、幼稚園で柔道を始める。桐蔭学園高―東海大。男子90キロ級で23年世界選手権(ドーハ)3位。1メートル80、左組みで得意技は内股、大外刈り。

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