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トライアスロン男子15位・ニナー賢治「におい、視界はあまり気にならない」「でも流れはとても速い」

スポニチアネックス / 2024年7月31日 20時59分

<パリ五輪 女子トライアスロン>セーヌ川を泳ぐ選手たち(撮影・小海途 良幹)

 ◇パリ五輪第6日 トライアスロン(2024年7月31日 アレクサンドル3世橋)

 セーヌ川の水質が問題となっているパリ五輪のトライアスロンは31日に男女が実施され、男子はニナー賢治(NTT東日本・NTT西日本)が1時間45分2秒で15位、小田倉真(三井住友海上)は1時間50分15秒で41位だった。東京五輪2位のアレックス・イー(英国)が1時間43分33秒で制した。

 男子で15位だったニナー賢治(31、NTT東日本・NTT西日本)は、レースを終え「メダルを獲りたかった。100%頑張ったけど、できなかった」と振り返った。水質の問題で順延したことでの調整の難しさについては「しょうがない。関係あるか分からないが、皆同じ」。泳いだ感想については「におい、視界はあまり気にならない。大きな問題じゃない。でも流れはとても速い。水泳はきつかった。バトルが多かった。力勝負みたいな感じで。また目標を探したい」と語った。

 26、27日の降雨によりスイム会場となっている川の水質が悪化。28、29日の公式練習が中止され、30日に予定されていた男子が延期となっていた。

 開催は決まったが、この日は雨。水質基準検査は前夜に川から汲んだ水を用いて実施。午前4時の段階で開催可否を判断するため当日の状態は考慮されない。一定規模以上の雨が降ると、近隣の下水が雨水とともに川に流入するなどして、水質が一時的に悪化する可能性が高いだけに、選手へのリスクが懸念される。

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