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【バレー男子】日本が第3セット落とす セットカウント2-1 今大会初勝利へアルゼンチンと激闘

スポニチアネックス / 2024年7月31日 21時29分

第3セット、スパイクを放つ石川(撮影・小海途 良幹)

 ◇パリ五輪第6日 バレーボール男子1次リーグC組 日本-アルゼンチン(2024年7月31日 パリ南アリーナ)

 52年ぶりの五輪金メダルを狙う世界ランキング2位の日本は、1次リーグ第2戦で同8位のアルゼンチンと対戦。2セットを連取したものの、第3セットを落とした。

 日本は西田有志、小野寺太志、山内晶大、関田誠大、高橋藍、石川祐希、山本智大(リベロ)が第1セットの先発メンバーに名を連ねた。序盤から競った展開が続いたが、10-9から西田が2連続サービスエースを決めるなどサーブで主導権を握った。第1セットだけで日本のサービスエースは7本。西田は5本もマークし、25-16で先取した。

 第2セットはアルゼンチンが序盤から連続ポイントを挙げるなど勢いを取り戻し、一時最大6点差をつけられたものの、中盤に日本が反撃を開始。石川のフェイクセットから西田が決め17-18と1点差に迫ると、19-20からアルゼンチンのスパイクがアウトとなりついに同点に追いついた。さらに、アルゼンチンのベンチが判定を巡って抗議を繰り返したことで主審はレッドカードを提示。日本に1点が加算され、逆転に成功した。

 第3セットは中盤まで競り合う展開が続いたものの、13-15からアルゼンチンが4連続得点。日本は大塚、宮浦を投入して流れを変えようとしたものの、逆転することはできなかった。

 初戦はドイツに2―3で逆転負け。ドイツ戦の黒星は10年ぶりだった。試合後、石川は選手を集めて「切り替えよう。アルゼンチン戦にベストで臨むことが大事」と訴えた。今大会を含め五輪の初戦は7勝3敗。初戦を落とした88年ソウル大会と08年北京大会は2戦目も負けて8強入りを逃した不吉なデータがある。

 初戦終了時点でC組は米国が1位、ドイツが2位、フルセット負けで勝ち点1を得た日本が3位で、アルゼンチンが4位。突破に向けて、ここで負けることは許されない。

 

アルゼンチンとは過去32勝30敗。今年のネーションズリーグでは3―1で勝ったが、イタリア1部リーグで石川と同僚のロセル、世界的名セッターのデセッコらタレントを擁す難敵だ。高橋藍は「非常にいいブロックを持ってるチーム。高いブロックに対してミスのない打ち方で得点を取っていかないといけない」と警戒感をにじませた。

 ▼試合方式 1次リーグは参加12チームが4チームずつ3組に分かれて総当たりで戦い、各組上位2チームと、各組3位の中から成績の良い2チームの計8チームが準々決勝に進む。順位は(1)勝利数(2)勝ち点(3―0か3―1の勝利で3、3―2の勝利で2、2―3の敗戦で1)(3)セット率(4)得点率(5)直接対決の成績(6)世界ランクの順で決める。

 

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