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巨人 虎に今季最多9失点で10カードぶり負け越し グリフィン初回4失点 追い上げた直後に泉4失点

スポニチアネックス / 2024年7月31日 21時44分

<神・巨>7回、右飛に倒れ、ベンチへ戻る岡本和(撮影・須田 麻祐子)

 ◇セ・リーグ 巨人6―9阪神(2024年7月31日 甲子園)

 巨人は阪神に2度のビッグイニングをつくられるなど今季最多タイの9失点で5連勝後に2連敗。6月21~23日のヤクルト戦(東京D)以来10カードぶりの負け越しが決まり、貯金が1桁の9に減った。

 中10日で後半戦初登板となった先発左腕・グリフィンが珍しく制球に苦しみ、初回に4安打と押し出しを含む3四球で一挙4失点。

 結局、来日最多を更新する5四球を出して4回6安打4失点で今季3敗目を喫している。

 打線は4点を追う5回、岸田と5月28日以来のスタメン出場となったオコエの連打でチャンスをつかみ、グリフィンの代打・大城卓の四球で1死満塁。相手先発左腕・及川の暴投で1点返し、丸の二ゴロの間にもう1点加えた。

 6回にもヘルナンデス、岡本和の連打からモンテスの一ゴロで1点追加して0―4から3―4と1点差まで追い上げ。だが、その裏、5回をわずか5球で3者凡退に打ち取っていた2番手右腕・泉がイニングまたぎで5安打を集中されて一挙4点を失った。

 7回に吉川の適時打で1点返したが、その裏に3番手右腕・平内が1点失い、今季最多タイの9失点。8回には敵失と門脇の一ゴロで計2点を返したが、及ばなかった。

 巨人はこの日勝てば2022年4月以来となる月間15勝となるところだったが、実現ならず。それでも7月は14勝6敗と大きく勝ち越し、あすから8月を迎える。

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