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甲子園が騒然! 平内の速球が前夜本塁打された森下に2球続けて顔面付近へ 森下が鬼の形相

スポニチアネックス / 2024年7月31日 22時24分

<神・巨>7回2死二、三塁、頭部付近の内角球に倒れ込み、平内(左)をにらみつける森下(撮影・北條 貴史)

 ◇セ・リーグ 巨人6―9阪神(2024年7月31日 甲子園)

 31日に行われた阪神―巨人17回戦で甲子園のスタンドが騒然とするシーンがあった。

 阪神が8―4と4点リードで迎えた7回裏だった。

 この回から巨人のマウンドは3番手の2020年ドラフト1位右腕・平内。島田、近本の連打などで2死二、三塁となり、打席に3番を打つ2022年ドラフト1位入団の森下が入った。

 両者は前日30日の一戦でも8回に対戦しており、先頭・森下が平内の代わりバナの初球、真ん中付近へ入った154キロ直球を捉えて左中間スタンドへ叩き込んでおり、2日連続の対決となった。

 すると、平内が投じた初球153キロ直球が森下の顔面付近を襲い、瞬時にのけぞった森下は転倒。2学年上にあたるマウンドの平内を鬼の形相でにらみつけた。

 そして、次の2球も同じく顔面付近への直球。森下は再びマウンドをにらみつけた。

 結局、2ボール1ストライクからの4球目、低めスプリットを森下が打ち返して遊撃への適時内野安打となり、勝負は森下に軍配。森下は一塁ベースに到達すると大声で吠え、感情を爆発させていた。

 甲子園のスタンドは初球、2球目と虎党の怒号で騒然。だが、森下の適時打で歓声に変わっていた。

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