FW安部裕葵が浦和デビュー 「プレーしている姿を…」 ニューカッスル戦で後半36分から出場

＜浦和・ニューカッスル＞後半、ボールを運ぶ浦和・安部（撮影・西海健太郎）

　◇親善試合　浦和1―4ニューカッスル（2024年7月31日　埼玉スタジアム）

　浦和はプレミアリーグの名門ニューカッスルと親善試合「Jリーグインターナショナルシリーズ2024」を行い、1―4で敗れた。

　FW安部裕葵が待望の浦和デビューを果たした。「自分はなかなか出られずに、今日は試合に出られてファンのみなさん、何よりも何年もずっと家族含めいろいろな人が応援してくれていたので、とりあえずは、その人たちにプレーしている姿を見せられて良かったなと思っている」と振り返った。

　今季開幕前の沖縄キャンプで負傷。その後も長期離脱が続いていた。後半36分から出場し、コンディションについては「一言で言うのは、すごく難しい。技術的なところも良くなっている。でも、その中でケガしてしまうことがすごく多くて」と語った。

　抜群の技術を誇る安部は、17年に瀬戸内高から鹿島入り。2年目の18年にはJリーグベストヤングプレーヤー賞に輝くなど頭角を現した。19年6月の南米選手権でA代表デビューし、同年7月にバルセロナBに電撃移籍。浦和に加入した昨年は1試合も出場せずにシーズンを終えていたが、新たな一歩を踏み出した。