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広島が鉄壁の二遊間“師弟”コンビで難敵攻略 首位巨人に1差まで肉薄

スポニチアネックス / 2024年8月1日 5時41分

<広・D>阿南さん死去を受け、試合前に黙とうする広島ナイン(撮影・岸 良祐)

 ◇セ・リーグ 広島2―1DeNA(2024年7月31日 マツダ)

 広島が誇る鉄壁の二遊間“師弟”コンビが難敵攻略にひと役買った。相手先発の東は22年5月8日以来となるマツダスタジアムでの黒星。4回だ。2死一塁に中前打の坂倉を置き、菊池が低めのチェンジアップを捉えて先制の左翼線二塁打を放つと、矢野も左前適時打で続いた。

 床田とともにお立ち台に上がった2人は破顔一笑だった。師匠が「いつも隣で矢野さんに引っ張ってもらっている。お世話になっております」とおどけると、弟子も「前で菊池さんが打ってくれたので、何とか還せればと思って還しました」としてやったりだ。矢野は初回2死二、三塁の守備でも、宮崎の中前に抜けそうな打球を好捕し、体勢を崩しながら正確な一塁送球でアウトに。DeNAに連勝し、首位・巨人に1ゲーム差とした新井監督は「矢野のプレーは2打点ぐらいの価値がある。キク(菊池)もよく打った」と称えた。

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