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【バドミントン】ワタガシが日本勢初の2大会連続メダルに王手 準々決勝でタイのペアに快勝

スポニチアネックス / 2024年8月1日 5時3分

ベスト8に進出した渡辺勇大・東野有紗組(AP)

 ◇パリ五輪第6日 バドミントン(2024年7月31日 ポルト・ド・ラ・シャペル・アリーナ)

 バドミントン混合ダブルスの準々決勝が行われ、東京五輪銅メダルペアの渡辺勇大・東野有紗組(BIPROGY)が、デチャポン・プアバラヌクロ、サプシリー・タエラッタナチャイ組(タイ)に23―21、21―14でストレート勝ちし、準決勝進出を決めた。バドミントンでは日本勢初の2大会連続メダルに王手を掛けた。

 第1ゲームは序盤からリードを奪われる苦しい展開。2―11と一方的な中でインターバルとなったが、その後は硬軟織り交ぜた攻めで猛追し、19―19と最終盤で追いついた。先にゲームポイントを奪われる展開をしのぎ、23―21で先取した。

 これで流れをつかみ、第2ゲームは序盤から得点を重ねて圧倒した。

 1次リーグはデンマークペアが棄権したため3チームで争った。ワタガシは、初戦で台湾ペアに2―0で快勝し8強進出を決め、2戦目は香港ペアに2―1と苦戦しながら2連勝を飾った。

 東京五輪では準決勝で中国ペアに1―2で逆転負け。3位決定戦で香港ペアに2―0で快勝した。この大会で日本勢唯一のメダルだったが、二人にとっては悔しい結果だった。

 パリでの雪辱を期して再スタートを切った。21年に世界選手権で準優勝。22年には権威のある全英オープンで2連覇を達成し、世界選手権でも2年連続準優勝。同年に世界ランク1位に上り詰めた。2度目の五輪となるパリで金メダル獲得に挑んでいる。

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