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個人総合6位の橋本大輝、号泣のちロスへ号砲「悔いはある。それが次の原動力」新王者・岡と共闘誓う

スポニチアネックス / 2024年8月1日 6時2分

<パリ五輪 体操男子個人総合決勝>競技終了後、号泣する橋本(左から2人目)(撮影・小海途 良幹)

 ◇パリ五輪第6日 体操(2024年7月31日 ベルシー・アリーナ)

 男子個人総合の決勝が行われ、橋本大輝(セントラルスポーツ)は84・598点で6位となり、連覇に届かなかった。2種目目のあん馬で落下。3種目目のつり輪も予定の難度を取れずに13・400点止まりだった。

 つり輪終了時には「もう結果はいらないんで、思い切ってやってきて良いですか」とスタッフ陣に吐き出したと言い、「思い切ってやってこいよ」と言われたことで、気持ちを切り替えて最後まで戦えたという。

 度重なる負傷から何とか立ち直り、ここまで来れた。試合後は重圧から解放されたように号泣。「この3年、何も成長できなかった自分を見直して、次のロス五輪や次の目標に向けて気持ちを整理してからスタートしようと今日決めました」と誓い「いっぱい悔いはあるけど、それが次の原動力になる。僕のパリは終わった。でも幸せです。次の糧になる心動かすものをもらえた」と前向きに語った。

 28年ロサンゼルス五輪に目を向ければ、日本は個人総合の五輪王者2人をそろえる最強布陣となる。「僕は過去なんで、何も考えないですけど、彼が世界チャンピオン。彼も僕からの急な押し上げにちょっときつい思いをするかなと思うんですけど」と不適に笑い「2人と言わず今回戦った全員でロスで勝てるように」と視線を上げた。

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