岩渕真奈さん なでしこ2大会連続8強に「3戦目にして、やっとなでしこらしくいろんな得点のパターン」

岩渕真奈さん

　サッカー女子元日本代表で11年W杯優勝メンバーの岩渕真奈さん（31）が1日、フジテレビの情報番組「めざまし8（エイト）」（月～金曜前8・00）に出演。パリ五輪で、FIFAランク7位の女子サッカー日本代表「なでしこジャパン」が1次リーグ最終戦で同36位のナイジェリアに3－1で勝利し、C組2位となり、2大会連続の決勝トーナメント進出を果たしたことについてコメントした。

　日本は前半22分、MF長谷川のスルーパスに抜け出したFW植木がペナルティ－エリア左から折り返すと、走り込んだFW浜野が冷静に流し込みネットを揺らした。同32分にはDF守屋が右クロスを供給。植木が頭で合わせたシュートはクロスバーに弾かれたが、こぼれ球にFW田中が詰めて追加点。同42分にミドルシュートを浴び失点したものの、前半終了間際に今大会初先発のDF北川の豪快な直接FKが決まった。

　準々決勝では、B組1位の米国と対戦する。米国は1次リーグを無傷の3連勝で突破。日本は12年ロンドン五輪の決勝で対戦し、1－2で敗れた因縁の相手でもある。直近では4月の国際親善大会・シービリーブズ杯で対戦し、1－2で敗れている。

　岩渕さんは「3戦目にして、やっとなでしこらしくいろんな得点のパターンで、いろんな選手が点取れたってことが何よりもポジティブかなと思います」と話した。また、勝敗を左右したプレーについて「1点目、先制することってやっぱりサッカーにおいて凄く重要なことで、1点目の浜野選手のゴールっていうのはチーム全員でつくり上げた素晴らしいゴールだったので、この1点は大きかったかなと思います」とし、3点目についても「本当にきれいな左足の北川選手のゴール、初出場でしたけど、それを感じさせないくらい彼女は1試合通してよかったので次も期待できます」と話していた。