1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. 野球

ド軍指揮官 大谷翔平が本塁憤死した3回の走塁は「試合の展開を変えた可能性はあった」

スポニチアネックス / 2024年8月1日 13時42分

3回、本塁を狙うもタッチアウトとなるドジャース・大谷(撮影・西尾 大助)

 ◇ナ・リーグ ドジャース1ー8パドレス(2024年7月31日 サンディエゴ)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が31日(日本時間1日)、敵地でのパドレス戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席は四球を選び、6試合連続出塁としたが、3打数無安打。ドジャース移籍後は最長タイとなる15打席連続無安打となり、今季初の3試合連続無安打に終わった。チームも大敗してパドレスに2連敗を喫し、3試合を残して2010年以来14年ぶりの対パドレス戦の負け越しが決定。ドジャースはナ・リーグ首位を走るが2018年4月以来の月間負け越しが決まり、2位パドレスとの差は4.5ゲーム差に縮まった。

 試合後、デーブ・ロバーツ監督は、大谷が3回に走者として相手の中継が乱れる間に三塁から本塁へ突入するも、タッチアウトとなったプレーについて言及。「試合の展開を変えた可能性はあったとは思う。可能性はね。(三塁)ベースコーチの指示でいったん止まったけど、ボールが転がったのを見て本能的に本塁に突っ込んだ。しかしながら(転がったボールを拾った三塁手の)マニー・マチャドがいい守備をした。あれがなくて走者が二、三塁に残っていたら展開は変わっていたかもしれない。とはいえ、私は一つのプレーが試合を決定づけるとは思っていない。試合には多くの要素が関わっている。しかし、二、三塁なら投手のシースにもっとプレッシャーをかけられただろうし、そうなっていたらどうなったかは分からない」と話した。

 また、最近5試合のビジター試合で打線は31安打を放つも、65個の三振を喫していることには「三振の増加は確かに気になっている。特にヒューストンとのシリーズでは、バットに当てて走者を前に進めなければならなかった。今の野球ではどのチームも良いピッチャーが揃っているけど、それでも三振は減らさないといけないし、走者を進めないといけない」と改善を求めた。

 今季既に10勝を挙げているパドレスの先発シースは前回登板の7月25日のナショナルズ戦でノーヒット・ノーランを達成。過去3試合でも無失点はおろか、3試合で計2安打しか許していない。この日は、左肩手術から昨年9月23日のジャイアンツ戦以来312日ぶりの白星を狙うカーショーが先発も4回途中7失点で降板。シースには5回2/3で3安打1失点と好投を許した。

 大谷は初回の第1打席は二ゴロに倒れた。4点を先制されて迎えた3回の第2打席は1死一塁の場面。第1打席に続いてフルカウントに持ち込むと、最後は内角の速球を見逃して四球を選び、好機を拡大した。2死後にラックスの右翼線二塁打で大谷が三塁まで進み、相手の中継が乱れる間に大谷も本塁を狙ったが、惜しくもタッチアウトとなった。

 カーショーは3回2/3を6安打7失点で降板。打線は大量失点した投手陣を援護すべく奮起が期待されたが、大谷は第3打席は二ゴロ、第4打席はライナーを放つも二直に倒れた。

 ドジャース投手陣は過去6試合で32失点。この日も8失点し、最近7試合で1試合平均5.7失点と投手陣の整備が急務となっている。

 大谷は15打席無安打でリーグトップの打率は.309に低下。2年連続で首位打者を獲得し、打率.308でリーグ2位のパドレスのアラエスに1厘差に迫られた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください