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トライアスロン出場選手、レース後10回嘔吐 米紙報じる セーヌ川の水質悪化懸念も因果関係不明

スポニチアネックス / 2024年8月1日 14時54分

男子トライアスロン、スタートする選手たち(AP)

 フランス・セーヌ川の水質悪化が懸念される中、7月31日に行われたパリ五輪のトライアスロン男子で、出場したカナダ人選手がレース後に複数回、嘔吐(おうと)していたと、米紙ニューヨーク・ポストが同日、報じた。

 タイラー・ミスラウチュク(29)はこの日の競技に出場。セース川で行われた1・5キロのスイム(水泳)の後、シャンゼリゼ通りなどを走るバイク(自転車)、ラン(長距離走)をこなし、1時間44分25秒の9位で完走した。しかし、ゴール後に両膝に手を当てて吐いているところが、国際映像でも流された。同紙は「29歳のミスラウチュクは後に合計10回嘔吐したと語った」と報じている。

 セーヌ川が長年、指摘されていた水質問題の改善をアピールする狙いもあり、五輪でも開会式を開催。トライアスロン競技の開催も決めた。

 しかし、先月26日の開会式から翌日まで降った雨の影響で、汚水が川に流れ込み、水質が低下。スイム練習は2日にわたり中止され、男子の競技自体も30日から開催延期に。31日に水質検査の結果が基準値を満たしたことから、女子との同日開催に踏み切った。

 ミスラウチュクの体調不良と、水質の因果関係については不明。同紙も「実際、水の内容物が理由か、肉体的に厳しいスポーツによる疲労かは分からないが、ミスラウチュクはレース後の結果、ひどい状況だったように見えた」と伝えている。

 セーヌ川では今後、8日にマラソンスイミングの女子10キロ決勝、9日に同男子10キロ決勝の開催が予定されている。

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