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「ビリギャル」小林さやかさん 「この罪は重い」日本の教育に警鐘「挑戦することがリスクだと…」

スポニチアネックス / 2024年8月1日 15時7分

小林さやかさん(2015年撮影)

 映画化もされたミリオンセラー本「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」(角川文庫)のモデルとなった小林さやかさん(36)が1日、文化放送「くにまる食堂」(月~金曜前11・00)にゲスト出演。受験合格した際に周囲に言われてムカついたことを明かした。

 パーソナリティーの野村邦丸から「本にも書いてあったけど…“おまえはそういう子だと思ったよ”“もともと頭良かったんだよな”“持ってるものが違ったんだよな”って(言われたことに対して)はものすごいムカついたってことだよね」と質問される一幕があった。

 「そう」と即答。続けて「なぜかというと、それを周りの子どもたちが聞いているんですよ。“ビリギャルに触発されて俺も、慶応行こうと思ったけど、あいつ頭良かっただけか。俺、地頭悪いからやめとこ”ってなるじゃないですか」と当時、インタビューなどを受けるたびに感じていた違和感を告白した。

 そのような問答が行われていたことに対して「この罪は重いと思ってる」と厳しい意見。「私みたいに良い勘違いができて、努力ができたら、めちゃくちゃ成長するはず。日本って、“不合格だったらイコール失敗”って思わせているのは周りの大人で…挑戦したら必ず成長がつきまとって、その子が将来得られる選択肢はめちゃくちゃ増えるはず。挑戦することがリスクだと思わせてしまうのが、この言葉の罪の重さだと思う」と日本の教育について持論を展開した。

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