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スミス 2位と最大9ゲーム差から4.5ゲーム差に接近も「我々はドジャースだ。野球界最高のチームだ」

スポニチアネックス / 2024年8月1日 15時24分

ドジャース・スミス(AP)

 ◇ナ・リーグ ドジャース1ー8パドレス(2024年7月31日 サンディエゴ)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)が31日(日本時間1日)、敵地でのパドレス戦に「1番・DH」で先発出場。第2打席は四球を選び、6試合連続出塁としたが、3打数無安打。ドジャース移籍後は最長タイとなる15打席連続無安打となり、今季初の3試合連続無安打に終わった。チームも大敗してパドレスに2連敗を喫し、3試合を残して2010年以来14年ぶりの対パドレス戦の負け越しが決定。ドジャースはナ・リーグ首位を走るが、2位パドレスとの差は4.5ゲーム差に縮まった。

 今季既に10勝を挙げているパドレスの先発シースは前回登板の7月25日のナショナルズ戦でノーヒット・ノーランを達成。過去3試合は全て無失点で、計2安打しか許していない。この日は、左肩手術から昨年9月23日のジャイアンツ戦以来312日ぶりの白星を狙うカーショーが先発も4回途中7失点で降板。一方でシースには5回2/3で3安打1失点と好投を許した。

 ドジャース投手陣は過去6試合で32失点。この日も8失点し、最近7試合で40失点、1試合平均5.7失点と投手陣の整備が急務となっている。デーブ・ロバーツ監督は「守備は良いと思うし、みんな一生懸命プレーしている。攻撃面でも試合に出ている選手たちは準備ができていて、良いバッティングをしている。全体的に投手陣に問題があると思う。7月は効果的なピッチングができていないし、コントロールもよくない。ホームランを打たれているし、四球も増えている。これが打撃陣にかなりのストレスをかけている」と投手陣の奮起を促した。

 ドジャースは一時2位とのゲーム差を最大9ゲーム差に広げていたが、7月は2018年4月以来の月間負け越しが決まり、2位とは5月4日以来の4.5ゲーム差に縮まった。それでも捕手のスミスは「1年は長い。困難な時期もあるだろうし、良い時期もある。我々は乗り越えていく。間違いない。我々はドジャースだ。我々は野球界最高のチームだ」とチームを奮い立たせるように話した。

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