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日本陸上レジェンドが解説「黙っているといないヤツ扱いされる」礼儀正しさと競技力は相関しない

スポニチアネックス / 2024年8月1日 16時13分

元陸上選手の為末大氏

 陸上400メートル障害の元日本記録保持者で、五輪3大会出場の為末大氏(46)が自身のYouTube「為末大学」を更新。競技の強さと人間性の関連性について視聴者の質問に答えた。

 為末氏は「あまりないと思う」ときっぱり。

 「(海外だと)失礼なヤツ結構いる」と指摘。一方で日本人は「やるすぎなくらい礼儀をきっちりやる。世界でも最も礼儀正しいスポーツ関係者は日本人」と解説した。

 ただ、「礼儀正しいことと競技力は相関しない」と繰り返した。

 「知性とか抑制は(競技には)正直ジャマ。その瞬間、動物になるけど終わったら人間性を取り戻してノーサイドが理想」と説明した。

 為末氏は「相手をリスペクトしながら自己抑制して社会性をグラウンドに持ち込む選手はたいてい弱い」と厳しく指摘した。

 「ゴリゴリ交渉しないといけないとき、静かに裁定を受け取ってしまったりするので“納得したのね”と受け流される。(海外では)黙っているといないヤツみたいに扱われる。それ自体は問題だと思うが、地球上の文化と影響力の強さで決まっている」と説明した。

 為末氏は言及していないが、今回のパリ五輪でも審判の判定が波紋を呼ぶ場面も多い。礼儀を重んじたばかりに日本人選手が憂き目を見る事態は避けてほしい。

 

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