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ウルフ・アロン100キロ級連覇へ初戦突破!76秒“アロン対決”に完勝 日本柔道4つ目の金メダル必ず

スポニチアネックス / 2024年8月1日 17時51分

<パリ五輪 柔道>男子100キロ級、初戦を突破するウルフ・アロン(撮影・平嶋 理子)

 ◇パリ五輪第7日 柔道(2024年8月1日 シャンドマルス・アリーナ)

 男子100キロ級のウルフ・アロン(28、パーク24)が1日、1回戦でアロン・ファラ(27=オーストリア)を大内刈り2回の合わせ技一本で下し、連覇に向けて順当に2回戦に進出した。

 2月のグランドスラム(GS)パリ大会に続き本番前最後の実戦となったGSカザフスタン大会でも優勝し「東京五輪後では一番(内容が)良かった」と万全の状態で迎えた2度目の五輪。ウルフが東京に続く金メダル獲得へ、順調な滑り出しを見せた。

 気合を内に秘めた表情でパリの畳に上がったウルフは、開始10秒すぎにいきなり大内刈りで技ありを奪う。会場が湧く中、1分後に再び大内刈りで技ありを奪い、1分16秒、合わせ技一本で“アロン”対決に完勝した。

 ひょうきんなキャラクターである一方、頭脳明晰(めいせき)で柔道iQは現代表勢でも屈指。3月のグランドスラム・アンタルヤ大会ではリネール(フランス)に敗れた斉藤立と反省会を開き、組み手など戦術面の的確なアドバイスを送った。4月には斉藤を自宅に泊めて約1週間の個別合宿を敢行。夜は柔道談義に花を咲かせたが、食事代は全部持ったため「財布が痛かった」とニヤリ。個人戦は残り2日。斉藤に最高のバトンを渡す。

 今大会のニッポン柔道の金メダルは、ここまで角田夏実(SBC湘南美容クリニック)、阿部一二三(パーク24)、永瀬貴規(旭化成)の3選手。

 ◇ウルフ・アロン 1996年(平8)2月25日生まれ、東京都出身の28歳。千葉・東海大浦安高、東海大を経て18年4月から了徳寺大。昨年4月からパーク24に所属。父が米国出身、母が日本人のハーフで、ミドルネームはフィリップ。6歳の時に講道館の春日クラブで開始。高校時代は2年の時に1学年上のベイカー茉秋とともに団体戦で3冠を達成。初出場だった17年世界選手権を制覇。19年には体重無差別で争う全日本選手権を制覇。21年東京五輪で金メダルを獲得し、史上8人目の3冠を達成。

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