C大阪がリーグ戦中断後初の紅白戦 MF喜田陽が7日・町田戦へ虎視眈々

紅白戦でFW上門知樹（右）と競り合うMF喜田陽

　C大阪は1日、大阪・舞洲で練習を公開した。リーグ戦中断後、初の紅白戦を30分×2本行った。

　昨年12月の練習中に右膝の半月板を損傷し、長期離脱が続いていたMF喜田陽が主力組でフル出場。再開初戦となる7日の首位・町田戦（ヨドコウ）で、スタメンでの復帰が濃厚となった。

　リハビリ中は外からチームを眺めた。自分ならどうプレーするか、そして、ファンの一人という目線の両方でサッカーを「見ていて楽しめた」という。コンディションは良好で「はじく、パスをするところと、前進していくところの使い分けをもっとできるようにして（チームメートと）合わせていきたい」と課題を挙げた。

　町田と勝ち点差は12。「勝てばその流れで上位を狙える。それに向けて頑張りたい」と静かに闘志を燃やした。同戦に出場すれば、先発した昨年9月30日の湘南戦（ヨドコウ）以来、リーグ戦312日ぶり。昨季初ゴールを決めた24歳が逆転Vへの旗頭になる。