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張本智和は準々決勝敗退 超奮闘も逆転負けにぼう然 国際実況ねぎらう「オツカレサマデシタ!」

スポニチアネックス / 2024年8月2日 1時18分

世界王者から2ゲーム連取した張本智和(ロイター)

 ◇パリ五輪第7日 卓球(2024年8月1日 パリ南アリーナ)

 男子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク9位で日本のエースの張本智和(智和企画)は、世界選手権連覇中で同4位の樊振東(中国)に3―4で敗れてメダルには届かなかった。

 過去の対戦成績は張本の2勝7敗。壁として立ちはだかる21年東京五輪銀メダリストに、果敢に挑んだ。

 「普通にやって勝てないなら、勝てなくてもいいと思っている。捨て身で勝つ方法をとらず、ありのままの自分で勝ちにいく。いつか世界ランク1位になりたければ、五輪のチャンピオンになりたければ、通常の力で勝てるようにならないといけない」

 自然体を心掛けたコートでも、試合が始まれば燃えに燃えた。ポイントごとに「チョレイ!」の雄叫びを上げて自らを鼓舞。2ゲーム連取で優位に立ったが、世界王者は簡単には勝たせてくれない。2ゲーム連続で落として2―2のタイに。イエローカードをもらった第5ゲームを取り切って追い詰めたが、最後は難敵の底力に屈した。死闘終えた後は椅子に座り、ぼう然としていた。

 国際映像の中継でも「オツカレサマデシタ!」とねぎられれるほどの激闘だった。

 5日から始まる団体戦では、日本のエースとしてチームを表彰台に導く。

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