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ロッテ・朗希 2カ月ぶり復帰白星!チームは西武相手にプロ野球新記録開幕から同一カード14連勝

スポニチアネックス / 2024年8月2日 5時33分

<ロ・西>4回、角中の2ランにバンザイする佐々木(撮影・長久保 豊)

 ◇パ・リーグ ロッテ4―1西武(2024年8月1日 ZOZOマリン)

 マリンビジョンに「160」の球速がついに表示され、球場のボルテージは一気に上がった。5回2死二塁。ロッテ・佐々木が鈴木に投じた6球目は外角高めに外れたものの、この試合69球目にして初の代名詞160キロを計測。「令和の怪物」の復活を印象付けた。

 直後に159キロを中前に運ばれ1点失ったものの、約2カ月ぶりの復帰登板で5回72球を投げ、3安打1失点で6勝目。西武相手に開幕から同一カード14連勝のプロ野球新記録に貢献した背番号17は「2カ月ぐらい離れてしまったので、これからの試合で取り返せるように、まずは今日頑張って自分の役割を果たそうと思って投げました」と胸を張った。

 6月8日の広島戦で6回3安打で5勝目を挙げながら、その5日後に「右上肢のコンディション不良」で今季2度目の離脱。悔しさを抱えつつ「復帰してから離脱前より良いピッチングすることだけ考えた」という。

 ドジャース、カージナルスなどメジャー10球団のスカウトも見守る中、立ち上がりは手探り。直球が指にかからず、フォーク、スライダーも精度を欠いた。それでも1~4回に155・9キロだった直球の平均球速は、5回に158・3キロにアップ。「真っすぐだけでも最後はしっかり投げられたのは良かった」と手応えも口にした。

 吉井監督は「リカバリーがうまくいけば、そのままローテーションに入ってもらいたい」と期待した。「残りの試合、全部勝つつもりで投げたい」と佐々木。怪物の帰還で10ゲーム差先の首位ソフトバンク猛追が加速する。(大内 辰祐)

 ≪プロ野球新記録≫ロッテが西武に開幕から無傷の14連勝。同一カードの開幕14連勝は65年中日のサンケイ(現ヤクルト)戦13連勝を抜くプロ野球新記録となった。なお、開幕からに限らない同一カードの14連勝以上は、03年阪神の横浜戦16連勝以来21年ぶり。最多は55年中日の大洋戦19連勝だが、どこまで連勝を伸ばせるか。

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