1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

【バドミントン】大堀彩 逆転勝ちで8強入り 膝痛めながら死闘制す「勝ち切ることができて良かった」

スポニチアネックス / 2024年8月2日 4時4分

第2ゲーム、プレーする大堀(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パリ五輪第7日 バドミントン(2024年8月1日 ポルト・ド・ラ・シャペル・アリーナ)

 女子シングルス1回戦が行われ、世界ランク10位の大堀彩(27=トナミ運輸)は、同20位のジャミン・ヨ(シンガポール)に11―21、21―14、24―22で逆転勝ちし準々決勝に進んだ。

 第1ゲーム、大堀は微妙なタッチに苦しんだ。ライン際を狙ったショットがサイドを割ったり、ドロップがネットにかかったり、ミスを重ねて2―12と大差をつけられた。諦めずに追い上げたが、差を詰め切れなかった。

 第2ゲームはネット際に落とし、上がってきた球を強打する組み立てで攻勢に出た。リードすると相手がミスを連発。一気に流れをたぐり寄せた。

 勝負の第3ゲーム、序盤ラリーを制し、3連続得点で加速したが、その後は一進一退となった。左膝をコールドスプレーで冷やすなど明らかに足が止まりかけていたが気力で戦い続けた。19―20と先にマッチポイントを握られたが、ジュースに持ち込み、最期は相手のシャトルがアウトとなり24―22と逆転で制した。

 試合後大堀はひと息ついた後に「勝ち切ることができて良かったです。いつも通りできなかった1ゲーム目からうまく気持ちを切り替えることができてた。勝ちたい気持ちが出てしまった試合でした」と冷静に振り返った。

 父・均さん(現トナミ運輸ヘッドコーチ)との二人三脚でジュニア時代から台頭した大堀は、18年にA代表入りしながら21年にB代表に降格。目標だった東京五輪出場を逃した。一時は引退も考えたが、再挑戦を決意。パリ五輪代表選考レースでは、リオデジャネイロ五輪銅メダルの奥原希望との激しいマッチレースを制し初の五輪切符をつかんだ。

 1次リーグは1ゲームも落とさず2連勝で1位通過し「1次リーグ突破は最低限の目標だったのでほっとする気持ちもある」と安ど感をにじませ決勝トーナメントへ「ここまでやってきた自分を信じて戦いにいきたい」と気を引き締めていた。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください