1. トップ
  2. 新着ニュース
  3. スポーツ
  4. スポーツ総合

33歳・鈴木聡美は大健闘の4位 12年ぶりの五輪メダルならずも「自分に拍手」と完全燃焼

スポニチアネックス / 2024年8月2日 4時18分

女子200メートル平泳ぎ準決勝で8位となり、決勝進出を果たした鈴木聡美(AP)

 ◇パリ五輪第7日 競泳(2024年8月1日 ラデファンス・アリーナ)

 競泳女子200メートル平泳ぎの決勝が行われ、12年ロンドン五輪銀メダリストの鈴木聡美(33=ミキハウス)は2分22秒54で4位だった。2大会ぶりの五輪出場で3大会ぶりのメダル獲得はならなかった。

 今大会の100メートル平泳ぎでは準決勝敗退。200メートルでは予選を2分23秒80の全体5位、準決勝を2分23秒54の全体8位で何とか通過していた。「やっと決勝の舞台に行ける。200メートルで行けるとは思っていなかったのでうれしい」とメダルレースへの意欲を口にしていた。

 12年ロンドン五輪で銀1、銅2のメダルを獲得したが、16年リオ五輪は表彰台に立てず、21年東京五輪は出場すらかなわなかった。12年ぶりのメダルを目指す挑戦。33歳での五輪出場は、16年リオ五輪に32歳で臨んだ松田丈志を上回る競泳の日本勢歴代最年長記録となった。「自己記録を更新した先に決勝進出やメダルが見えてくる」と意気込んでいた。

 開幕直前まで進化にこだわった。6月下旬から壁際の新技術の習得に着手。従来は両足をそろえてターンしていたが、両足の間隔を肩幅へ広げた。素早さよりも蹴った後の初速に重点を置いた変更で、陸でのスクワットジャンプをイメージ。「今までと進む感じが違う。記録も0・1、2秒違う」と手応えを得た。昨夏の世界選手権の100メートル平泳ぎで14年ぶりに自己ベストを更新。3月の代表選考会ではさらにタイムを縮めた。現状維持で満足しない姿勢が長い選手寿命を支えている。

 レース後には「200メートルは苦手意識が強いので、自信を持っていいはずなのに心細さが出た。最終的には自分のレースをしなきゃということで最低限、選考会より速く泳ぐ目標は達成できたので自分に拍手です。一方で3位まであと少しでメダル獲得できなかった悔しさの両方がぶつかり合っている」と振り返った。

この記事に関連するニュース

トピックスRSS

ランキング

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

記事ミッション中・・・

10秒滞在

記事にリアクションする

デイリー: 参加する
ウィークリー: 参加する
マンスリー: 参加する
10秒滞在

記事にリアクションする

次の記事を探す

エラーが発生しました

ページを再読み込みして
ください