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早田ひな メダル王手!準決勝は最強・孫穎莎と激突「殻を破れるように、壁を越えられるように」

スポニチアネックス / 2024年8月2日 4時49分

女子シングルス準々決勝でプレーする早田(AP)

 ◇パリ五輪第7日 卓球(2024年8月1日 パリ南アリーナ)

 女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク5位の早田ひな(日本生命)が、世界ランキング168位のピョン・ソンギョン(北朝鮮)を下して準決勝に進出し、メダルに王手をかけた。

 混合ダブルスでは別の選手とはいえ、1回戦で北朝鮮ペアに敗れた。ピョン・ソンギョンはこの日が初対戦。フルゲームの死闘となったが、最後は意地で押し切って笑顔でガッツポーズを見せた。

 「難しい試合ではあったけど、しっかり自分が冷静になれれば負けないというのは思っていた。自分がやるべきことを徹底できるかどうかだった」

 この日は早田の試合で女子の平野美宇(木下グループ)、男子の張本智和(智和企画)が、ともにフルゲーム死闘の末に散った。日本最後の砦としてシングルスの表彰台を目指す。

 2日の準決勝は、世界最強・孫穎莎(中国)と激突。過去の対戦成績は15戦全敗という高い壁だ。「五輪という舞台でベスト4に入ることはうれしいことだけど、ここを目指しては頑張ってきたわけじゃない。明日、勝つために3年間、チームひなでやってきたので。殻を破れるように、壁を越えられるように頑張りたい。技術が大事になってくるし、技術プラス戦術。その技術で、そこに打っていけないところに打ってしまうと相手ペースになる。0・何ミリのコントロールになってくるけど、それがこの大舞台でできるか。それを楽しみに迎えたい」。全力で当たって、ライバルを砕く。

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