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無二の親友の中日・高橋宏と松木平 それぞれの飛躍へ勝負の残り2カ月

スポニチアネックス / 2024年8月2日 8時0分

中日・高橋宏(左)と松木平

 7月31日のヤクルト戦で6回無失点でプロ初勝利を挙げた中日・松木平と、同30日に7回無失点の快投を見せた高橋宏は大親友だ。同学年で同じ20年ドラフト入団組。松木平の涙のヒーローインタビューの際には、前日投げたばかりの高橋宏が最後までベンチに残って聞き入っていた。

 30日のお立ち台では高橋宏が「マウンドを下りた後にロッカーに行ったら、吐きそうな顔をした松木平がいたので、全力で応援してあげてください!」とファンにお願い。31日の試合練習ではウオーミングアップから一緒に行動し、普段通りの他愛もない話で松木平を笑わせ、さりげなく緊張をほぐしていた。

 22年4月7日のヤクルト戦で高橋宏がプロ初勝利を挙げた時には、当時まだ育成選手だった松木平が試合中から“LINE攻勢”。自分のことのように喜んだ。地元愛知県の名門・中京大中京高から鳴り物入りで1位入団した前者と、野球では無名だった大阪・精華高からこの年の指名選手で一番下の育成3位で入団した後者。大きな隔たりがあった両右腕の歩む道が、グッと近づいた。

 「僕はいいライバルだと思っているし、超えたい存在です」と松木平。ここまで防御率0・48と驚異的な数字を残し、球界を代表する投手に育ちつつある高橋宏の実力を誰よりも認めながらも、負けん気を隠さない。高橋宏にとっても、身近に同年代の仲間がいるのはプラスでしかない。今季は残り約2カ月。競い合い、共闘しながら、ともに大きく飛躍するシーズンとなりそうだ。(記者コラム・山添 晴治) 

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