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世界168位の脅威…早田ひなを追い込んだ北朝鮮選手「映像が少ない」「初めてのラケットとラバー」)

スポニチアネックス / 2024年8月2日 12時2分

卓球北朝鮮代表・ピョン・ソンギョン(AP Photo/Petros Giannakouris)

 ◇パリ五輪第7日 卓球(2024年8月1日 パリ南アリーナ)

  女子シングルス準々決勝が行われ、世界ランク5位の早田ひな(日本生命)が世界ランキング168位のピョン・ソンギョン(北朝鮮)と対戦し、4―3で下して準決勝に進んだ。

 早田が2ゲームを連取して圧倒するかと思いきや、ピョン・ソンギョンが反撃に出る。対角に打ち込む強烈なバックハンドを武器に、競り合いとなった第3ゲームを15―13で制する。

 第4ゲームを早田が制して追い込みながら、第5ゲームを11―9、そして第6ゲームを11―4と奪い返して並び、最終第7ゲームに突入する。流れはピョン・ソンギョンかと思われたが、ここで早田が強さを示して11―6。番狂わせは起きなかった。

 1回戦から世界ランクで上回る相手を次々と倒してきたピョン・ソンギョン。試合後、早田を指導する石田大輔コーチは難しさがあったことと説明した。

 「映像分析で、そんなに試合に出ているわけじゃないので。かなり少ない中を昨日から20~30回、何度も見て。絶対数が少ないので、それがたまたまのミスなのか、苦手なのか。なかなか分かりづらいし、特に(対)左の試合がほとんどない」

 動きを確認できる素材が少ない上に、用具も未知数。「初めてのラケットとラバーの組み合わせ」だったといい「違うかもしれないけど“これでいこう”というもので対策した」という。感じたことのない球筋も大きな脅威となった。

 苦しみながらも、フルゲームの戦いを制して4強に進んだ早田。2日の午後1時30分(日本時間午後8時30分)から第1シードで世界ランク1位の孫穎莎(中国)と対戦する。

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