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神戸MF鍬先祐弥「試合に出られるならばどこでも良い」右SBでのプレーに前向き 日本代表MF中村止める

スポニチアネックス / 2024年8月2日 12時57分

Sランス戦へ意気込む神戸MF鍬先祐弥(C)VISSEL KOBE

 神戸は3日、国際親善試合スタッド・ランス戦(フランス)を行う。リーグ再開・川崎F戦前最後の一戦で、吉田孝行監督は「試合に出場している選手だけじゃなく、チーム全体に戦術が浸透してきているので、今の中断期間内でより突き詰めたい」と今後のリーグ戦への試金石にする意気込みだ。

 その中で期待される1人が、今季J2長崎から加入したMF鍬先祐弥(26)だ。国際親善試合トッテナム戦(7月27日)では右サイドバック(SB)でプレー。本来は守備的MFだが、及第点のパフォーマンスを示し、負傷離脱中のDF酒井高徳の“代役”として名乗りを上げた。

 まだリーグ戦では1試合出場に留まる鍬先は「試合に出られるならば、どのポジションでも良い」と前向き。「高徳くんのように縦に仕掛けてクロスを上げるようなプレーヤーではない。後ろで落ち着かせて、時にゲームを作るボランチ的な役割をSBでもできると思っている。そこを積極的にチャレンジしたい」と自分なりのSB像をイメージした。

 右SBで出場した場合は、日本代表MF中村敬斗と対峙する可能性がある。「まずスペースを与えないように中村選手がボールを持つ前に寄せ切りたい。日本代表は目指す場所ではあるし、自分の立ち位置やどこが足りないのかが分かる良い機会。すごくワクワクしています」。日本最高峰の舞台に立つには、まず神戸で出場機会を増やすこと。スタッド・ランス戦は今後に向けて重要な一戦になる。

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