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尾上右近 研の會8回目開催を前に宣言「10回で終わるのが潔いと思う」初の大阪開催に気合十分

スポニチアネックス / 2024年8月2日 16時4分

「第八回 研の會」をPRする尾上右近

 歌舞伎俳優の尾上右近(32)は2日、大阪市内で自主公演「研の會」(8月31日、9月1日、大阪・国立文楽劇場)の取材会に出席。「研の會は10回で終わるのが潔いと思う」と今回を含めあと3回で自主公演を終えることを宣言した。

 8回目で初の大阪公演。しかもキャパ1000人近くの大きな劇場である「国立文楽劇場」で2日間4公演となる。自分ができること、やりたいと思ったことを徹底的に追求。「今までの人生で一番気合入れてます」と鼻息も荒い。

 演目は大阪公演に合わせて「摂州合邦辻」と「連獅子」。「摂州合邦辻」では玉手御前を演じる。「ボクの(若い)世代であまりやる人がいないので」と決定。解釈の分かれる役どころだが「ボクの中では“こういうつもりで”というのがありますが、見る方に委ねます。お客様に自由に見ていただきたい」という。

 「連獅子」では七代目尾上菊五郎(81)の孫で、女優・寺島しのぶ(51)の長男である尾上眞秀(11)と親子獅子で共演する。眞秀とは「父親が歌舞伎俳優でないという共通点がある」と右近。歌舞伎界では本当の親子が演じることが多いが、「連獅子は親子の物語で、眞秀君の憧れや、寂しくなったりする気持ちが分かる。ボクは4人の先輩方の親獅子で仔獅子を演じた。眞秀君とは同じ気持ちだろうと思いオファーしました」と自身が親獅子を演じて、自身の経験を眞秀に伝える構え。すでに眞秀とは5月から稽古を開始。ハードな稽古で「連獅子をやめたいというところまで追い込みたい」とかわいい後輩が1つの壁を乗り越える手助けをしたいところだ。

 「目立ちたい」「有名になりたい」「格好いいと言われたい」と15年に23歳で始めた自主公演。「主役をやりたいとか、承認欲求があった」と明かす。コロナ禍を挟んで、今年で8回目。10回目でひと区切りをつけるつもりで「10回目は全国ツアーで芝居小屋やホールで盛大に。金比羅にも行きたい」と26年まで全力投球。公演会場では今回もカレー好きの自身がプロデュースした“ケンケンカレー”を販売予定。「ケンケンカレーを買いにきて、ついでに歌舞伎を見て、はまっちゃうのが。生の右近を見にきてください」とPRして笑いを誘った。

 大阪公演の後、9月4、5日に東京・浅草公会堂で2日間4公演を予定している。

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