中嶋監督激怒で3回途中交代のオリックス・紅林 抹消はされずも2日ロッテ戦はベンチ外

オリックス・紅林

　◇パ・リーグ　オリックス―ロッテ（2024年8月2日　京セラD）

　オリックス・紅林弘太郎内野手（22）が、ロッテ戦のベンチ入りメンバーから外れた。

　前日1日の日本ハム戦で、2回2死一塁守備で一走・奈良間が仕掛けたディレードスチールに対して二塁へのベースカバーが遅れ、捕手の送球が中堅に転がる間に奈良間が三進（記録は二盗と石川の失策）。直後に浅間の適時打で失点に直結したプレーに、中嶋監督は「ずっと出てきた選手がああいうことをしているんだったら、なかなか勝ち運ってやつが来ないですよね。普通のプレーなのにベースに入らないとか、そういうことがまずもってありえない。（交代は）あんなプレーされて、誰がそんなの許します？ありえない」と断じ、3回の打席で代打を送っていた。

　紅林は試合後に「ちゃんと（二塁に）いかないといけないところで、僕の責任」と猛省し、「（明日から）ファームです。全部見つめ直していかないといけないと思うので。引きずっていても仕方ないので、やるしかないと思います」と前を向いていた。

　一夜明け、この日登録は抹消されなかったが、試合前練習にはグラウンドに姿を見せなかった。