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【バスケ男子】日本 運命の一戦は11点ビハインドで前半折り返し…ブラジル驚がくの3P成功率85%

スポニチアネックス / 2024年8月2日 18時41分

<パリ五輪 男子バスケット 日本・ブラジル>第1Q、得点を決める河村(撮影・小海途 良幹)

 ◇パリ五輪第8日 バスケットボール男子1次リーグB組 日本ーブラジル(2024年8月2日 ピエール・モロワ競技場)

 パリ五輪男子バスケットボール日本代表(世界ランク26位)は1次最終戦でブラジル(同ランク12位)と対戦。前半はブラジルの高確率の3Pシュートに苦戦して44ー55と11点リードを許して終了した。

 第2戦の開催国フランス戦は、延長戦死闘の末に敗れて2連敗を喫した。しかしまだ大目標の準々決勝進出の可能性は消えていない。ブラジル戦に勝てば、他のグループの結果次第で決勝トーナメントに進める可能性がある。

 その中で試合当日に激震が走った。日本の大黒柱である八村塁(26=レイカーズ)が左腓腹筋の負傷によって、NBA/FIBAルールに基づいて代表離脱を余儀なくされた。

 絶対に負けられないブラジル戦の先発には河村勇輝(23=横浜BC)、比江島慎(33=宇都宮)、吉井裕鷹(26=三遠)、渡辺雄太(29=千葉J)、ジョシュ・ホーキンソン(29=SR渋谷)の5人が名を連ねた。

 第1Qは、残り9分22秒で河村からホーキンソンへの“ホットライン”でチーム初得点。その後は河村が連続3Pシュートや3点プレーで得点を重ねる場面もあったが、0―10のランをくらってしまって日本が追いかける展開が続いて、このクオーターは20―31とリードを許して終えた。

 第2Qは途中出場の馬場雄大(28)、富樫勇樹(31=千葉J)そして渡辺雄の3連続3Pシュート成功という最高の立ち上がりを見せた。その後も途中出場の選手たちも含めて、踏ん張る時間が続いた。しかしブラジルの高確率の3Pシュートに苦戦して、前半終了間際にはBリーグのアルバルク東京に所属するレオナルド・メインデル(31)にブザービーター3Pシュートを決められて、前半は11点差で終了した。

 ブラジルは13本の3Pシュートを試投で11本成功。3P成功率は驚がくの85%という高確率を残した。

 日本は2本の3Pシュートを決めた河村がチームトップの11得点。大黒柱の渡辺雄も10得点をマークした。

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