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ヤクルト奥川恭伸が3年ぶり巨人戦勝利 6回2安打無失点で3勝目 二塁踏ませぬ快投

スポニチアネックス / 2024年8月2日 21時21分

<巨・ヤ>5回、巨人打線を3者凡退に仕留め引き揚げる奥川(撮影・会津 智海)

 ◇セ・リーグ ヤクルト4―2巨人(2024年8月2日 東京D)

 ヤクルトの奥川恭伸投手(23)が2日の巨人戦(東京ドーム)に今季5度目の先発登板し、6回2安打無失点で3勝目を挙げた。巨人戦で白星を挙げるのは、レギュラーシーズンでは21年9月17日以来、3年ぶりとなった。チームの連敗は3でストップした。

 7月21日のDeNA戦(神宮)以来、中11日での先発。初回1死から吉川に中前打されたが、ヘルナンデスをフォークボールで空振り三振、岡本和を三ゴロに抑え、無失点に抑えた。2回、3回は3者凡退に抑えた。

 結局6回まで許した安打は2本で、二塁すら踏ませぬ快投。三振は2つにとどまったが無四球と、持ち前の制球力を生かしたストライク先行の投球で凡打の山を築いた。

 打線は2回1死一、三塁から中村のセーフティースクイズで先制。さらに6回2死一、三塁から太田が右中間三塁打で2点を追加した。8回に1点差に詰め寄られたが、9回に西川の右前適時打で突き放した。

 2019年ドラフト1位の奥川は右肘痛、足首痛、腰痛など度重なるケガに苦しんだものの、6月14日のオリックス戦で2021年10月8日の阪神戦以来980日ぶりの復活勝利。6月29日の阪神戦で今季2勝目を挙げたが、その後の2試合は白星ならず。3試合ぶりにつかんだ白星だった。

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