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世界最強・孫穎莎 試合後に「大丈夫?」手負いの早田ひな気遣う 「彼女は今日、厳しい時間を過ごした」

スポニチアネックス / 2024年8月2日 22時6分

女子シングルス決勝に進出した孫穎莎と(右)と敗れた早田(ロイター)

 ◇パリ五輪第8日 卓球(2024年8月2日 パリ南アリーナ)

 卓球女子シングルス準決勝が行われ、世界ランク1位の世界最強・孫穎莎(中国)が、同5位の早田ひな(日本生命)を4―0ストレートで下し、3日の決勝に進出した。

 「テンポの面でも問題への対応といった面でも、とてもいい試合だった」と冷静に振り返った。

 早田は左腕にテーピングを巻いてのプレー。もちろん、孫にも異変は伝わった。「彼女(早田)は腕に怪我を抱えていると思う。彼女は今日、厳しい時間を過ごした。試合後、『大丈夫?』と聞いた。スポーツの世界では誰しもが勝ちたいけど、やはり健康が一番大切だから」と話した。

 混合ダブルスで金メダルを獲得。2冠をかけて3日の決勝は陳夢(中国)と対戦。「勝とうが、負けようが自分のできることを全て出し切れば十分」と静かに意気込んだ。

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