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柔道女子 苦闘のパリ…過去最少のメダル2個で終戦 素根が左膝負傷で敗者復活戦棄権で全7階級終了

スポニチアネックス / 2024年8月2日 22時26分

<パリ五輪 柔道>女子78キロ超級、準々決勝で敗れた素根輝と女子の増地監督(撮影・平嶋 理子)

 ◇パリ五輪第8日 柔道(2024年8月2日 シャンドマルス・アリーナ)

 女子78キロ超級の素根輝(24=パーク24)が2日、敗者復活戦を棄権した。連覇を目指したどり着いたパリ五輪。銅メダル獲得の可能性を残していたが、苦渋の決断で無念の終戦となった。

 素根の棄権で個人戦の女子全7階級での日本勢の戦いが終了。メダル獲得は48キロ級の角田夏実(SBC湘南美容クリニック)の金メダルと、57キロ級の舟久保遥香(三井住友海上)が獲得した銅メダルの2個に終わり、12年ロンドン大会の3個を下回り過去最少となった。

 無念のパリの幕切れとなった。左脚を引きずり準々決勝の畳から引き揚げた素根。通常歩行できる状態ではなく、畳から下りる階段も顔をしかめながら、コーチについた増地克之監督の手を借りなければ下りられない状態だった。その後の治療や状態を慎重に判断し、敗者復活戦を棄権する決断をした。痛めたのは左膝で、準々決勝中とみられる。

 増地克之監督は5階級を終えた31日に「非常に厳しい状況だと思う。前年の世界選手権では4階級を獲ったが、別人のようなチームになっている。もちろんこれは監督である私の責任。初日で角田が金メダルを獲って、いい流れかなと思ったが、なかなか海外勢の壁を打ち破れない状況が続いている」と厳しい表情で語っていた。

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