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ワタガシ涙の銅メダル! 東野「もう感謝しかない。勇大くんと出会って良かった」 渡辺、肩抱きねぎらい

スポニチアネックス / 2024年8月2日 23時22分

<パリ五輪・バドミントン混合ダブルス3位決定戦>銅メダルの渡辺、東野(撮影・岡田 丈靖)

 ◇パリ五輪第8日 バドミントン(2024年8月2日 ポルト・ド・ラ・シャペル・アリーナ)

 混合ダブルスの決勝が2日に行われ、東京五輪銅メダルペアの渡辺勇大・東野有紗組(BIPROGY)が、韓国ペアを21―13、22―20の2―0で下し、2大会連続の銅メダルを獲得した。

 第1ゲームはポイントを先行する形で奪ったワタガシ・ペア。激闘となった第2ゲームも最後の最後で韓国ペアを突き放し、ストレートで勝利した。

 バドミントン界初の2大会連続のメダル獲得。前日に「金メダルを目指していたので悔しい」と語っていた2人も、歓喜の涙を流した。

 東野は「2人で金メダルとるつもりでやってきたので。悔しいですけれど、メダルを獲れてうれしいです」とタオルで顔を覆った。

 準決勝敗退から「(渡辺)勇大くんとその日に切り替えようって話して。2人とも空元気だったと思うけれど、その中で楽しく話しながら切り替えて臨むことができた」と振り返った。

 渡辺に向けて「もう感謝でしかない。勇大くんと出会ってよかったなと思ってます」と感謝していた。

 東京五輪では準決勝で中国ペアに1―2で逆転負け。3位決定戦で香港ペアに2―0で快勝した。この大会で日本勢唯一のメダルだったが、2人にとっては悔しい結果だった。パリでの雪辱を期して再スタートを切った。21年に世界選手権で準優勝。22年には権威のある全英オープンで2連覇を達成し、世界選手権でも2年連続準優勝。同年に世界ランク1位に上り詰めた。2度目の五輪となるパリで金メダルには届かなかったが、歴史に新たな一ページを刻んだ。

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