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【柔道】女子日本代表・増地監督「私の責任」過去最低メダル2個に沈痛 パリ五輪

スポニチアネックス / 2024年8月2日 23時50分

<パリ五輪 柔道>女子78キロ超級、準々決勝で敗れた素根輝と女子の増地監督(撮影・平嶋 理子)

 ◇パリ五輪第8日 柔道(2024年8月2日 シャンドマルス・アリーナ)

 女子78キロ超級で連覇を狙った素根輝(パーク24)は左膝故障のため、敗者復活戦を棄権し7位に終わった。これで日本女子は個人戦全7階級を戦い終え、金メダルは48キロ級の角田夏実、銅メダルは57キロ級の舟久保遥香の計2個となり、12年ロンドン五輪の3個を下回り、ワースト記録を更新した。

 棄権決定後、「憔悴している」という素根に代わって取材に応じた女子日本代表の増地克之監督は、「膝が伸びない状況で、足も付けない。本人も最後まで出場を悩んでいたが、ちょっと厳しいと。ケガで出られず、涙ながらに悔やんでいる状況」と明かした。3日に控える混合団体も欠場する見通しで、70キロ超級には78キロ級5位の高山莉加を起用する彭真を示した。

 メダル2個に終わった今大会の要因について、増地監督は「まずはしっかり(五輪で)シードを取るということが非常に重要だった」と分析した。まさかの2回戦敗退を喫した52キロ級の阿部詩は、昨秋にケガの影響で予定していた大会に出場できなかったことで、シード圏外に。2回戦で第1シードで結果的に金メダルを獲得したケルディヨロワ(カザフスタン)と当たり、一本負けを喫した。この日の素根もシード圏外だった。また「ケガを負っている選手が非常に多かった」と話し、思い通りに調整が進んでいなかったことを明かした。

 16年のリオデジャネイロ五輪後に就任し、東京では金メダル4個を含む6個のメダルを獲得するなど、大きな実績を残した増地監督。任期満了のため今大会を最後に退任が決まっており、「こういう結果になったのは、監督である私の責任」と話した。

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