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阪神・森下“8づくし”の躍動!!すり足打撃フォームが安定 球団では04年桧山以来8試合連続打点

スポニチアネックス / 2024年8月3日 5時17分

<D・神>6回、同点打を放ちポーズを決める森下(撮影・大森 寛明)

 ◇セ・リーグ 阪神4―2DeNA(2024年8月2日 横浜)

 持ち前の勝負強さは地元・横浜でも健在だった。阪神・森下が、中盤に試合を振り出しに戻す同点適時打。自己最多を更新し続ける連続打点を8試合へ伸ばした。

 「追い込まれていたので何とかバットに当てて事を起こそうという気持ち。低めの変化球にだけ注意しながら、浮いた球に対してしっかり振り切ることができた」

 1点を追う6回1死二塁で迎えた3打席目。カウント1―2から先発のジャクソンの内角直球に詰まらされながらも中前へ落とした。二走・近本を本塁へ迎え入れ、クラッチヒッターとしての役割を遂行。のちの逆転劇を呼び込んだ。

 8試合連続打点は、球団では04年の桧山以来20年ぶり。初回には左前へチーム初安打を放ち、連続試合安打も8試合に伸ばし、8連勝を呼び込む“8づくし”の躍動。それでも慢心はない。「チャンスを無駄にしないようにこれからもしていきたい」とさらなる上昇を期した。

 好調の秘訣(ひけつ)は打撃フォームが安定したことに他ならない。前半戦では毎打席ごとに、足を上げたり、すり足にしたりと、試行錯誤を重ねたが後半戦からはすり足で安定。「大きな動きになるとその分、余分な動きも増えてしまう。小さな動きで爆発的な力を生めれば最高」。投手がモーションに入ってから打ちにいくまでの無駄な動きをそぎ落としたことが結果に直結する。この日、ジャクソンの153キロ直球を適時打にできたのは、シンプルな打撃フォームで打っている証拠だった。

 「こういう先制点を取られても粘って粘って、一気に大量得点を取れているのが今のタイガースの強さ。(先制点を)取れないときにこうやって粘り強くやっていきたい」

 これで球宴明けは7月26日からの7試合で27打数15安打で打率・556と絶好調だ。連続試合打点のプロ野球記録はバース氏が記録した13試合。今の森下なら虎のレジェンドにさらに近づき、追い抜くかもしれない。(石崎 祥平)

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