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幻同点弾のFW細谷 オフサイド「ないだろ」「マジかよ」も言い訳せず 「もっと上に行かないと」

スポニチアネックス / 2024年8月3日 3時2分

敗れて肩を落とす日本代表(ロイター)

 ◇パリ五輪第8日 サッカー男子準々決勝 日本0―3スペイン(2024年8月2日 リヨン競技場)

 パリ五輪サッカー男子は2日、準々決勝が各地で行われ、56年ぶりのメダル獲得を目指す日本は優勝候補スペインに0―3と敗戦。1点リードを許した前半40分、FW細谷真大(22=柏)がゴールネットを揺らすもVAR判定によって得点は認められず。後半に失点を重ね、2大会連続の4強進出とはならなかった。

 日本は0-1の前半40分、FW細谷が相手DFを背負った状態からパスを受け、鋭く反転して右足シュート。ゴールネットを揺らすもVARによって“オフサイド”と判定され得点は認められず。スタジアムからは大ブーイングが起きた。

 細谷はゴール取り消しについて「(オフサイドの感覚は)もちろんなかった。試合中も電光掲示板を見たら“ないだろ”っていうのは自分の中で確認できたけど、やっぱり数センチというところだと思うので。初めてこういうVARがあって悔しい」と話し、唇をかんだ。続けて「マジかよっていうのはあったけど、ゲームは終わっていなかったので切り替えることはできた」とした。

 チームのエースは「取り消しのところ含め、自分が決めきるところが2つ3つあったので、そこで1つ決めていればもちろん流れは変わっていたのでFWとしてもっと上に行かないといけない」と不可解判定にも言い訳はしなかった。

 

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